コップに赤ワインを半分だけ呑んだ。
決してボトル半本、栓開けたら必ず1本じゃない。 私にはありがちなことだが・・・。 いや、今までの私にはありがちだったと過去形にしたい。 する。する!私は蘇生したのだ!!!!! ワインの栓を開けるとき、思わずその気になったが、 何のために無添加健康ワインを買ってきたか、その動機を思い起こした。
徐々に酒を休む練習をするため。
それが動機であり理由。そのもっと根本にあるのは、やはり不調が続く。一日調子が良くて通常通り呑んだら、しばらくやはり体はよろしくない。 てか、医者の言うとおりの症状になる。
真剣に健康について考えている。 私の健康時の平均酒量は毎日欠かさず日本酒換算で3合以上5合未満である。翌日に響かないことを考えるとこれが適量だと、たどり着き、獲得した私の酒のスタイルである。 途中で酔ってすっちゃかめっ茶かになると結局どれだけ呑んだかわからなくなるときはもちろん偶にある。 前の会社では朝2時3時までキャバクラで呑んでも、その後同僚とバーに行き、そして始発で会社に行って朝一からバリバリ働くという美徳があった。仕事の終わりが終電間際が日々続き、世間の常識的なカレンダーが自分の中で狂った時でも、自分が会社マシーンになったことを否定するために、南森町のスタンドバーで必ずビールとトリスウイスキイを一息でひっかけ、ダッシュで電車に飛び乗り、家の近所でまたお清めの酒を呑み、仕事場という戦場の穢れをネグラまで持って帰らないようにしていた。
でも今は違う。 今日、無添加健康ワインを買った、これが一番の目的であり理由であり動機であるところのものは、これ。
惰性ではない、美味い酒をこれから死ぬまで呑み続けるため。
成長、節制。
実は、心がけの問題で何とかなるって経験が私にはある。
昔は非常にビール好きだったが、尿酸値とコレステロールが年齢の割りに異常に高いと一度健康診断で言われて以来、はや3年超、ビールはほぼ呑まなくなった。(同時にγーGTPも高いと言われたが、無視して呑み続けた。でも別の機会で血液検査をしたらγは正常値に戻っていたので、俺は酒に強いんやって余計過信して呑み続けた。) しかし、尿酸値とコレステロール。丸まってくる顔、ビール特有の二日酔い、それを考え毎日、ビールは生でも瓶でも缶でもとにかく数量は1と決めている。 基本その鉄則を破らない。今でも。
タバコだって、中3の秋から高校1年の1学期ぐらいまで禁煙に成功したことがある。 中間テスト期末テストの時は何日間か机の引き出しに隠したウイスキイのポケットボトルに手をつけることもなかった。
今日なんて呑んだうちに入らへんから、今日は休肝日ができたと言うことにしたい。 次はタバコだ!ってかワインを買うついでに新しい箱を買ってしまったのだが・・・。 非合法の薬になると、中毒になっても捕まるなり病院に送還されるなどして、そこに収監されている限りは外的力で強制的に止めさせられるが、 合法的なアルコールやニコチンは本当に克己精神が試される。 なぜアルコール、タバコを始めたのか、そしてやめられへんようになるまでの経緯とかそれらの理由自体は、 「そりゃあさぁ子供の時やったし、判断力もそんななかったし、家庭環境やら、周囲の友達とかさぁ、休み時間とか放課後の楽しい儀式やってんよ、これがさ・・・」 とかって原因を外に転嫁できるのであるが、 もうええ歳である。私は・・・
自分自身の節制の問題なのである。

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