2007年5月6日日曜日

恋愛論

 「恋愛というものは常に一時の幻影で、必ず亡び、さめるものだ、ということを知っている大人の心は不幸なものだ。」(坂口安吾、「恋愛論」)

小生はガキである。

恋愛したいねん。

心のコトバは反芻し、幻聴までを引き起こす。

廊下ですれ違うだけで、心臓ばくばくいわせたい。
おばはんでもええから、オ●コしたいぐらいヤリタイのに、なぜかその子の前ではどきどき、セックスなんて考えられへん。

あんなん最高に恋愛やん。
その子の体、裸で抱いたこともないし、何もしたことないし、会話したことも無いし、誕生日もしらんし、家がどこかもしらんし、どこの中学出身かもわからん、フルネームは漢字で書けへんし、彼氏がおるかどうかもわからへん、趣味は?映画は何が好き?音楽は何が好き?最近読んだ本は?好きな作家は誰?君はビールとキムチが好きですか?ロックンロールは好きですか?こんな俺は大丈夫ですか?

でも最高に好きやってん。
こんな歌を聴きました。
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あなたが幸せそうに彼氏と歩く夢を見ました。
そんなあの子はもう金持ちと結婚するんです。
俺は病院に行くべきですか?
だって布団から這い出ることができないのですもの。
ウェディングバンドに私のピアノはいかが?ウェディングバンドに私のギターとブルース熱唱はいかが?
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だいぶ意訳も入ってますが。

しかし現実の小生、
ええ歳こいて車とかバイクのエンジンの音でいきるのもあほらしい。
まじめに本質論的に愛について語る歳でもない。
もう流石に、膝擦り切れるまで腰フッタセックス武勇伝の歳でもない。

オマエが好きなんや、せやから頼むわ、今晩だけ一緒に寝てや、、
最近言うてへん。

べっぴんや思う女は一杯おんのに。
椎名林檎みたいな意地悪な歌を歌う女は多分、小生のごとき男を馬鹿にするのであろう。

「君の周りには誰一人いないのかな?♪」

やかましいわい!
男独りは最高に楽しいねんぞ!!!!!!!!

しかしこれが現状、小生の美学である。

(人生とは)「愛する人は愛してくれず、ほしいものは手に入らず、概してそういう種類のものであるが、それぐらいのことは序の口で、人間には「魂の孤独」という悪魔の国が口をひろげて待っている。」(坂口安吾、「恋愛論」)

悪魔の国は嫌やなぁ~。

とりあえず、会話する女性には、
「えぇ~?何言うてはるんですかぁ~姉さん別嬪ですやん」
を心がけます。

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