2007年5月13日日曜日

対談:タクサンと隔離んゴッツ

タクサン「ところで隔離くん、じぶんって奇数やね、いっつも。だって冷麦と蕎麦を1:3でゆでようなんて言うし、全くあきれるわ、1は人を切る、3は身を斬るってきいたことないの?それに君はアカなのかい?」

隔離んゴッツ「ん~・・・それは知らんかった。確かに俺は奇数かもしれへんし、アカかもしれん。でも心は常にイーブンやで。」

タクサン「それは逃げやね、隔離くん。だって君は、アナーキーなふりして、僕らを除く世間の大多数の前では健常者やん。大学も中退せず、就職して、一時期駄々こねて、会社辞めて、俺の部屋で居座ってたこともあったけど、なんで僕らの前だけで狂って、僕らを困らせんの?」

隔離んゴッツ「それはやね、つまり、心の緩みと自己の解放やね、タクサン。」

タクサン「隔離くんの言う「かいほう」ってなんで「開放」じゃなくて「解放」なのか僕はずっと気になっててんけど・・・」

隔離んゴッツ「それはさ、「趣味」やね。ごちごちに固まったイデオロギーがそう言わせてるんちゃうねんよ。くれぐれも。今のご時世に。これが僕のアナクロニズムに貫かれた趣味やねん。」

タクサン「あ、その雑誌とパソコンのお気に入りに入ってる、そのページ開くのは止めてくれる?親しき仲にも礼儀ありってわかるやろ?そういや、西口酒店直売所、あっこ案外気楽やな・・・あと、旧ヤンサン前の中正。俺は落ち着くなぁ~。」

隔離んゴッツ「せやね。俺はとりあえず場所と時間にポケットから金落とす主義やから、そういった意味で、この生野の界隈で日曜の夕方から安価に酒出してくれる店もありがたいね。おばちゃんもおっちゃんもごっつええ人っぽいし、暇やわぁ~お客さんもっと来てくれはらへんやろか、なんて言う割には、そんながつがつもしてへん。なんか上品やねん。俺はそこが好きかな。確かに、食いもんは貧相に思う時多いけど、必ずしも、ええ肴が出てええ酒席になるとも限らへんしな。そういった意味で、なぜ、酒場で人と人が集うのか、その理由を原理的に考えさせてくれるね。」

タクサン「確かに、今日は俺は最初、中正いこ言うたけど、あっこもけっこうええやろ?なんかあの通り歩くのは寂しい気持ちもするねんけど、俺は当面、この界隈から出るにも出られへんし、金ないし、ココでふんばらなあかんねやって思ったら、なんか見慣れた変わらん景色の中にも、常に変化と新しい何かを見つけなあかんな思て・・・ところでゆで具合どない?俺なぁ、岩手のわんこそば大会出たいねん。絶対100杯はいける自信あるし。」

隔離んゴッツ「ええやん、出ぇや。タクサンの陸奥一人旅もええんちゃう?」

タクサン「いや、それもあるけど、俺は蕎麦にはほんま拘りあるねん。だから、いっつも言うやん、ゆでてるときは俺に話しかけるな、近寄るなって、それぐらいやねんから、まじ。ショップ99で買うた蕎麦でも俺がゆでたら巨匠の味や。一笊900円は取れる自信ある。」

隔離んゴッツ「言いすぎやろ!ほんでも拘りもって作ったもんはなんでも美味い。これは確かや思う。」

タクサン「もう呑まへんの?」

隔離んゴッツ「いや、もうええわ。節制ですわ。」

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